富士山ぐるりと五社詣
10年以上前に訪れた富士を囲む浅間神社五社の再掲です。
流麗・優美な姿で日本の象徴とされる霊峰・富士山は麗しい山容とともに活火山である富士山は、古来より霊山として遥拝の対象でした。
登山口には浅間神社が建立され、登山者は浅間神社に立ち寄り安全祈願を行ったそうです。
須走富士浅間神社富士山東口(須走口)登山道の起点となる神社で807年の創建。富士山大噴火の際に鎮火の斎事を行なったといわれています。武田朱印状や県指定天然記念物のハルニレ「春楡」や溶岩に鎮座する狛犬、信しげの滝など、見所も多数あります。
北口本宮冨士浅間神社杉林と石灯篭が並ぶ荘厳な雰囲気の参道を進むと、日本最大級の大きさの木造鳥居「富士山大鳥居」へとたどり着く。拝殿の隣には樹齢約1,000年以上のご神木「冨士太郎杉」と「夫婦ヒノキ」がそびえ、その迫力ある姿に雄大な自然を感じられる。
河口浅間神社富士山の噴火や地震などの災害を鎮める富士御室浅間神社です。河口湖畔に鎮座する武田家三代に渡り崇敬された富士山最古の神社です。ご祭神は良縁・子宝・安産・火防の御神徳が特に有名な富士山の女神、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)です。富士山本宮浅間大社浅間大社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地として知られる。境内は広大で、本宮社地で約17,000㎡になるほか、富士山の8合目以上の約385万㎡も社地として所有している。本宮の本殿は徳川家康による造営で、「浅間造」という独特の神社建築様式であり、国の重要文化財に指定されている。また、本宮境内には富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」があり、国の特別天然記念物に指定されている。村山浅間神社富士山を信仰する者の修行の場であり、かつての村山登山道の基点でもあった神社です。境内には、神仏習合の習わしとして浅間神社とともに大日堂が祀られており修験者による信仰の歴史を伝承しています。境内には、静岡県指定天然記念物の大スギとイチョウがあります。